使いやすいオフィスとは?ビルの平面図から分かるチェックポイント

使いやすいオフィスとは?ビルの平面図から分かるチェックポイントメイン画像

一見どれも同じように見える賃貸オフィスですが、フロア形状は意外とビルごとに違いがあります。入居後に後悔しないために、オフィスを借りる前に、事前にチェックしておくことが重要です。内見前のざっくりとした検討の段階で、平面図から分かるチェックポイントをご紹介します。

チェックポイント その① 貸室の形と柱の位置

長方形や正方形に貸室形状が整った「整形空間」や、貸室内部に柱がない「無柱空間」は、レイアウト効率が良くおすすめです。整形かつ柱もない室内は「整形無柱空間」と呼ばれています。

整形無柱空間のオフィス


室内に柱があるオフィスは、柱をうまく有効活用できるかどうかがポイントです。

柱をうまく使って応接室が作れそう


また、最新のハイグレードオフィスビルにおいては、内部に柱が無く、さらに窓面の柱の出っ張りも無い、アウトフレーム構造による「完全無柱空間」も登場しています。アウトフレーム構造は日射制御と空調負荷の軽減にも役立ちます。

S-GATE大手町北(貸室内はアウトフレーム構造による完全無柱空間)
S-GATE大手町北(貸室内はアウトフレーム構造による完全無柱空間)



チェックポイント その① 共用部の位置

下記のようにエレベーターを出てすぐ貸室専有部のビルだと、受付を作る必要があり執務室に使える面積が減ってしまいます。さらに、お手洗いが内部にある場合、お客様導線が必要になり、さらに面積を減らすことになってしまいます。プライバシーマーク取得のためにもハードルが高いため、共用部が執務室の外にあるビルがおすすめです。

エレベーターとお手洗いが離れており、執務室を隠す場合は導線確保にかなりのスペースが必要
共用部(トイレ、EV)が貸室の外に集約されたオフィス


チェックポイント その① 開閉可能な窓があるか

感染症予防対策のためにも、こまめに窓をあけて換気できると安心ですよね。平面図を取り寄せたら、窓の図面記号をチェックしてみましょう。固定窓と開閉窓では図面記号が異なります。グレードの高いビルでは、機械換気装置により一定時間あたりの換気量が確保されている例もあります。

回転窓の例
回転窓は最近のビルによく見られます

参考:窓一般の建築図面記号(メガソフトホームページ)


内装検討の時間と入退去コストを軽減!セットアップオフィスがおすすめ。

受付や会議室があらかじめ設けられたセットアップタイプのオフィスは、内装の検討にかかる時間や入退去時のコスト面での負担も減り、入居後スムーズに業務を開始することができます。 セットアップオフィスは、小~中規模クラスのビルで増えています。オフィス移転先の選定候補のひとつにいかがでしょうか。

当社施工事例
当社施工事例
こちらもチェック!

内装付きオフィス一覧 → こちら

居抜き相談オフィス一覧 → こちら


まとめ 使いやすい賃貸オフィスビル探しは、ビルのプロにお任せ!

せっかく借りるオフィスだからこそ、使いやすく、面積を有効活用できるオフィスを選びたいですよね。ビル選びのポイントは立地・グレード・賃貸条件だけではありません。
優良物件はタイミングが命。東京都内でオフィス移転をご検討中の企業様、賃貸オフィスビルをお探しの方は、オフィスビルのプロへお任せ下さい。 後悔しないオフィス選びのサポートをさせていただきます。
お問合せ お待ちしております!


この記事のカテゴリ:
オフィスコラム