工事区分(A工事・B工事・C工事)

A工事・B工事・C工事とは、オフィスビルの内外の工事を行う際の工事区分のこと。

■A工事
A工事とは、ビルの本体、躯体(くたい)部分、共用部に関する工事のため、オーナー側工事となる。主に、建物部分の改修工事・共用部リニューアル工事など、ビルの資産価値を保つための工事のこと。工事費はビルオーナー負担・工事はビルオーナーが指定業者による工事となる。甲工事とも言う。

■B工事
B工事とは、建物全体に関わる部分の工事だが、借主(テナント)側の要望でビルオーナーが行う工事。工事費は借主(テナント)側負担・工事はビルオーナーの指定業者による工事となる。乙工事とも言う。

■C工事
C工事とは、借主(テナント)が発注して行う貸室内部の工事のこと。工事費は借主(テナント)負担・工事はテナントの指定する業者による。丙工事とも言う。

※なお、B・C工事の区分については、各物件ごとに異なる。

この記事のカテゴリ:
内装・レイアウト編