耐震・免振・制振

• 耐震（耐震工法）

耐震（耐震工法）とは、地震の揺れに耐えられること、またその工夫がされたもののことのこと。現在は法律上、新耐震基準に基づき、すべての建物に一定の耐震強度が義務付けられている。

• 制振（制振構造）

制振（制振構造）とは、建物本体にダンパーや制振部材などの制振装置・制振部材を設置し、地震の揺れを吸収し揺れ幅を小さくし建物の損傷を軽減す構造・工法。

• 免震（免震構造）

免震（免震構造）は、地盤と建物の間の基礎構造に免震層（積層ゴム、鋼材ダンパー、オイルダンパーなど）を設置し、地震の揺れを建物に伝えにくくする構造・工法。建物と地盤を切り離して揺れを絶縁、受け流し、地震力を建物に伝わりにくくするため、制振に比べて建物の損傷や家具の転倒などもより抑えられる。