プライバシーマーク(Pマーク)とオフィス選びの注意点
プライバシーマーク(Pマーク)とオフィス選びの注意点
Pマークは、「個人情報について適切な保護措置を講ずる体制ができている事業者に対して認定され、事業活動においてPマークの使用が認められる制度」のことです。では、これからPマークを取得しようとする企業様がオフィスを選ぶ際には、どのような注意が必要なのでしょうか。
Pマーク審査では、主として個人情報を取り扱う執務スペースと、応接室などの外来者が立ち入ることができるスペースは、壁やパーテーションなどで分けられている必要があります。
ところが古いタイプのオフィスビルなどでよく見られるダイレクトインタイプ(エレベーターが空くと、直接、専用室内に直結するレイアウト)のオフィスの場合、そのままでは、Pマーク審査は通りません。また、エレベーター前にホール等が設けられている場合でも、トイレなどの共用部が専用室内を通過しないと利用できない位置にあれば、今度は運用面での審査が厳格になり、Pマークを取得できないこともあります。
すでにPマークを取得されている企業様でも、移転をご検討の際には無償で情報提供のご協力をさせていただきますので、是非ご相談下さい。
参考リンク
- プライバシーマーク制度|一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)
https://privacymark.jp/
なお、オフィス移転や合併・分社などの場合、審査期間やJIPDECへ申請事項の変更手続きが必要となります。オフィス移転を検討される方はご注意ください。
- プライバシーマーク 申請事項の変更手続き
https://privacymark.jp/faq/qa09/
- 合併・分社等の類型とプライバシーマーク付与の地位
https://privacymark.jp/p-application/merger_procedure/detaile01.html